先日、両親がこちらに遊びに来ていた話をちらりと書きましたが、オランダを案内するとともに数日間ベルギーにも行ってきました。

基本的にブリュッセルに宿泊&滞在したのですが、バスツアーで近郊のゲント(Ghent)とブリュージュ(Bruges)にも足を延ばしました。
ブリュッセルはフランス語圏で、建物の雰囲気も「小さなパリ」という感じでしたが、30分ほど離れただけでゲントやブリュージュはフラマン語(オランダ語にそっくり)圏になり、街並みもぐっとオランダ風になりました。
でも私が住んでいる北ホラント州とは趣が異なり、不思議な文化の境目に立った気がします。

ちなみに、参加したのはこのツアー↓

Ghent and Bruges Day Trip from Brussels
http://www.viator.com/tours/Brussels/Ghent-and-Bruges-Day-Trip-from-Brussels/d458-2200DEB02

46ユーロ(5700円くらい)で2都市(終日)をガイド付きで回れるのはお得なのではないでしょうか。
ちなみにガイドは不愛想でいかつい男性でしたが、英語・独語・仏語・スペイン語を話せるマルチリンガルでした。
我々がオランダから来たと話したらオランダ語(フラマン語?)を話し始めたので、 実はもっと話せるのかもしれません。
そのため、世界各国からの観光客を一人でさばいていました。
欧州大陸には、こういう語学の怪物が普通に存在するので驚きますよね。

さて、肝心の観光内容。今回はゲントを中心にご紹介します。 

市庁舎 (Stadhuis van Gent)と鐘楼(Belfort)
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左右で建築様式が異なる風変わりな建物。写真の左側、壁の雰囲気が変わっているのが見えますか?
右半分は16世紀初期のゴシック様式、左半分はそれより後の時代のイタリア・ルネッサンス様式になっています。
なんでも建築中にスポンサーや建築責任者(たぶん)が変わってしまったことでこのような継ぎはぎスタイルになったと説明されました。
現役の市庁舎でもあるので、建物への入場は要予約制。我々は中には入りませんでした。
そして画面左奥のタワーは、13世紀末にギルドによって建てられた高さ91mの鐘突き塔。
塔の頂上にはゲントを見守る黄金の竜が取り付けられています。
中世後期に羊毛産業で栄えたゲントの繁栄ぶりを今に伝える建造物で、街のシンボル的存在です。 

ベギン会小修道院 ( Petit Beguinage de Gent)
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17世紀から18世紀に建設された、現在も修道女たちが生活している修道院。世界遺産(文化遺産)に登録されているそうです。
「敷地内では静かにしてください」という看板がありました。

コーレンレイ (Korenlei)・グラスレイ (Graslei)
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ゲントを象徴する美しい水辺の風景が広がるエリア。かつて毛織物などの貿易品の荷卸しや出荷が行われた場所で、西岸がコーレンレイ、東岸がグラスレイと呼ばれているそうです。
この辺りは、特にオランダに似ているなと思いました。

大肉市場 (Groot Vleeshuis)
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15世紀に建てられた中世の肉市場の建物。かつてゲントでは、食肉は品質管理のためにここでしか販売されていなかったそう。
我々は外側の見学をしただけですが、当時のまま残された内装を利用したカフェレストランも併設されているそうです。

次回は、ブルージュをご紹介したいと思います。

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(ゲントの橋のポールの上面)

trinity / Naoko Kurata