我々が以前、オランダの前に住んでいたスコットランドからお客さんが来ました。
といっても、イタリア旅行前のトランジットで、5時間だけのランデヴーだったのですが。

日本人の旦那さんと香港人の奥さん。
そして娘よりちょっと年下の女の子と、2歳の男の子の4人家族です。 

せっかくなので空港のレストランじゃないほうがいいだろうし、小さな子供もいるということで選んだレストランがここ。

Pannenkoeken Paviljoen
http://www.pannenkoekenpaviljoen.nl/

「パンケーキのパビリオン」という意味です。
パンケーキはオランダの国民食のようなものだし、室内にも室外にも子供のプレイエリアが贅沢に確保されています。
空港から歩いては行かれないけれど、バスやタクシーを使えば20~30分程度です。

hondenbar
 
外のテラスには、ワンちゃん用の可愛い水飲み場も。
「HONDENBAR」とは、「犬のバー」という意味です。
横には、子犬用もある心憎い演出(笑)

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これは、あちらの旦那さんがオーダーした甘いパンケーキ。
これね、小皿じゃないです。直径30cmくらいの大皿ですから!
ボリューム、味ともにとても良かったです。
チャイルドフレンドリーな雰囲気もとても助かりました。

このご家族の子育ては、日本語、英語、中国語(マンダリン)の3カ国語。
そしてたまに広東語という国際色豊かなご家庭。
我々がまだイギリスにいたとき、周囲の日本人の人たちに我が家が蘭移住計画を話すと、
ほとんどの人は「娘ちゃん大変そう」と(口にしなくても)心配そうな様子をしていました。
でも、この日中カップルは前向きに応援してくれたことをよく覚えています。

やはり自分たちが多文化&多言語子育てをしているので、それほど特異なこととは感じなかったようです。
何となく娘に対して申し訳ない気持ちを持っていたのですが、彼らの反応に背中を押してもらえました。
すごく嬉しかったんですよね。

住む場所は海を隔てていますが、これからも末永く交流していかれたらいいなと思います。

trinity / Naoko Kurata